用語集

各ツールで使われる文字コード、エンコード、日時、開発関連の用語をまとめて解説。

比較・差分

差分(diff)

2つのテキストの違い。共通部分を基準に、追加・削除された部分を求める。比較の単位として行・単語・文字がある。

テキスト比較で試す

unified形式

差分の表記形式。削除行を「-」、追加行を「+」で示し、前後の変更されていない行も文脈として含める。git diffやdiff -uの出力形式。

テキスト差分で試す

文字列変換

テキスト正規化

表記ゆれを揃える処理。全角・半角の統一、前後空白の除去、連続空白の圧縮、改行コードの統一など。比較や検索の前処理に使う。

テキスト正規化で試す

改行コード(LF / CRLF / CR)

行の終わりを表す制御文字。LF(\n)はmacOS・Linux、CRLF(\r\n)はWindows、CR(\r)は古いMac OSで使われる。混在すると差分やスクリプト実行で問題になる。

改行コード変換で試す

ケース(命名規則)

単語の区切り方と大文字小文字の使い方。camelCase、PascalCase、snake_case、kebab-case、CONSTANT_CASEなどがあり、言語や用途ごとに慣習が異なる。

ケース変換で試す

自然順ソート

文字列中の数字を数値として比較する並べ替え。通常の辞書順ではitem10がitem2より前になるが、自然順ではitem2、item10の順に並ぶ。

行の並べ替え・重複削除で試す

文字・Unicode

Unicode

世界中の文字に一意の番号を割り当てる文字集合の規格。各文字の番号をコードポイントと呼び、U+3042(あ)のように表記する。

Unicodeインスペクタで試す

コードポイント

Unicodeで文字に割り当てられた番号。U+0000からU+10FFFFまでの範囲。見た目上1文字でも複数のコードポイントで構成される場合がある。

Unicodeインスペクタで試す

UTF-8

コードポイントを1〜4バイトで表す文字エンコーディング。ASCIIと互換性があり、Webで最も広く使われる。日本語のひらがな・漢字は多くが3バイト。

Unicodeインスペクタで試す

サロゲートペア

UTF-16でU+10000以上の文字を2つの16ビット値の組で表す仕組み。絵文字や一部の漢字が該当し、JavaScriptのlengthでは2文字として数えられる。

Unicodeインスペクタで試す

書記素クラスタ

利用者が1文字と認識する単位。結合文字付きの「が」(か+濁点)や、ZWJで結合した家族の絵文字は、複数のコードポイントでも1つの書記素クラスタになる。

文字数カウントで試す

Unicode正規化(NFC / NFD / NFKC / NFKD)

見た目が同じでもコードポイントが異なる文字列を揃える処理。NFCは合成、NFDは分解。NFKC・NFKDは互換文字(全角英数字や①など)も標準的な形へ変換する。

テキスト正規化で試す

不可視文字

画面に表示されない文字。ゼロ幅スペース(U+200B)、ノーブレークスペース(U+00A0)、BOM(U+FEFF)など。コピペで混入し、比較や構文解析の失敗原因になる。

不可視文字ビューアで試す

BOM(バイトオーダーマーク)

ファイル先頭に置かれるU+FEFF。UTF-8では不要だが、一部のエディタが付加する。シェルスクリプトやJSONの先頭にあるとエラーの原因になる。

不可視文字ビューアで試す

Shift_JIS

日本語の文字コード。ASCIIと半角カタカナを1バイト、ひらがな・漢字などを2バイトで表す。Windowsや古いシステムで使われ、①などの機種依存文字を含むCP932(Windows-31J)が実質的な標準。

文字コード変換・文字化け復元で試す

EUC-JP

日本語の文字コード。漢字・ひらがなを0xA1〜0xFEの2バイト、半角カタカナを0x8Eに続く2バイトで表す。かつてUNIX系のシステムやWebページで使われた。

文字コード変換・文字化け復元で試す

文字化け

ある文字コードで保存した文字列を、別の文字コードとして読んだときに起きる表示の崩れ。バイト列が失われていなければ、正しい文字コードで読み直すと復元できる。

文字コード変換・文字化け復元で試す

Web・エンコード

URLエンコード(パーセントエンコーディング)

URLで使えない文字や意味を持つ記号を「%」と16進数2桁で表す方式。日本語はUTF-8のバイト列に変換してから1バイトずつエンコードする。

URLエンコード・デコードで試す

Base64

バイナリデータを英数字と「+」「/」の64種類の文字で表すエンコード方式。元データの約4/3倍の長さになる。暗号化ではないため誰でもデコードできる。

Base64で試す

Base64URL

URLやファイル名で安全に使えるBase64の変種。「+」を「-」、「/」を「_」に置き換え、末尾の「=」を省略することが多い。JWTで使われる。

JWTデコード・解析で試す

HTMLエスケープ

HTMLで特別な意味を持つ「<」「>」「&」「"」「'」を文字参照へ置き換える処理。ユーザー入力をそのまま表示する際のXSS対策として必須。

HTMLエスケープで試す

文字参照(エンティティ)

HTMLで文字を間接的に表す記法。&amp;のような名前付き文字参照と、&#12354;や&#x3042;のような数値文字参照がある。

HTML特殊文字一覧で試す

JWT(JSON Web Token)

ヘッダー・ペイロード・署名をBase64URLでエンコードし「.」で連結したトークン。認証情報の受け渡しに使う。ペイロードは暗号化されておらず、誰でも内容を読める。

JWTデコード・解析で試す

クレーム(iss / sub / exp / iat)

JWTのペイロードに含まれる項目。issは発行者、subは対象者、expは有効期限、iatは発行日時。exp・iatはUNIX時間(秒)で表す。

JWTデコード・解析で試す

QRコード

白黒のセルを格子状に並べてデータを表す2次元コード。最大で数字7,089文字、バイナリ2,953バイトを記録でき、汚れや欠けがあっても誤り訂正で読み取れる。

QRコード生成で試す

誤り訂正レベル(L / M / Q / H)

QRコードが欠けても復元できる割合。Lは約7%、Mは約15%、Qは約25%、Hは約30%。レベルを上げるほど読み取りに強くなるが、同じ内容でもセル数が増える。

QRコード生成で試す

ハッシュ関数

任意の長さのデータから固定長の値(ハッシュ値)を求める関数。同じ入力からは常に同じ値になり、値から入力は逆算できない。改ざん検知やチェックサムに使う。

ハッシュ生成で試す

SHA-256 / MD5

代表的なハッシュ関数。SHA-256は256ビット(16進数64桁)、MD5は128ビット(16進数32桁)の値を出力する。MD5とSHA-1は衝突攻撃が知られており、安全性が必要な用途ではSHA-256以上を使う。

ハッシュ生成で試す

日時・タイムゾーン

UNIX時間(エポック時間)

1970年1月1日00:00:00 UTCからの経過秒数。タイムゾーンに依存しない。JavaScriptのDate.now()はミリ秒単位のため、秒単位の値と桁数が3桁異なる。

エポック時間変換で試す

UTC(協定世界時)

世界の時刻の基準。日本標準時(JST)はUTC+9。サーバーやログではUTCで記録し、表示時に各タイムゾーンへ変換するのが一般的。

タイムゾーン検索・変換で試す

ISO 8601

日時の国際標準表記。2026-10-15T09:00:00+09:00のように日付と時刻を「T」で区切り、末尾にUTCからのオフセットまたは「Z」(UTC)を付ける。

エポック時間変換で試す

タイムゾーン(IANA)

地域ごとの標準時の定義。Asia/TokyoやAmerica/New_Yorkのような名前で識別する。夏時間の切り替えも含むため、固定オフセットより正確に変換できる。

タイムゾーン検索・変換で試す

cron式

定期実行のスケジュールを「分 時 日 月 曜日」の5つのフィールドで表す記法。「0 9 * * 1-5」は平日の9時0分を表す。*/15のような間隔指定や@dailyなどの省略形がある。

cron式の解説で試す

開発補助

JSON

オブジェクト・配列・文字列・数値・真偽値・nullで構成されるデータ形式。キーは必ずダブルクォートで囲み、末尾カンマやコメントは使えない。

JSON構文チェックで試す

YAML

インデントで構造を表すデータ形式。JSONの上位互換で、コメントやアンカーを書ける。Kubernetes、GitHub Actions、docker-composeなどの設定ファイルで使われる。インデントにタブは使えない。

データ形式変換で試す

XML

タグで階層構造を表すマークアップ言語。すべての要素を閉じる、属性値を引用符で囲むなどの規則を満たすものを整形式(well-formed)と呼ぶ。RSS、SOAP、sitemap、Officeファイルの内部形式などで使われる。

XML解析で試す

XPath

XML文書内の要素や属性を指定する言語。//bookは全階層のbook要素、/catalog/book[1]は最初のbook要素、@idは属性、[price > 3000]は条件を表す。

XML解析で試す

圧縮(minify)

動作を変えずに空白・改行などを取り除き、データを短くする処理。JSONの圧縮は1行になるため、ログや環境変数への埋め込みに使う。

JSON構文チェックで試す

CSV / TSV

表データを1行1レコード、値をカンマ(CSV)またはタブ(TSV)で区切って表すテキスト形式。値にカンマや改行、引用符を含む場合はダブルクォートで囲み、引用符自体は「""」と重ねる(RFC 4180)。

データ形式変換で試す

正規表現

文字列のパターンを記号で表す記法。検索・置換・入力チェックに使う。「.」は任意の1文字、「*」は0回以上の繰り返し、「^」「$」は行頭・行末を表す。

正規表現チェックで試す

フラグ(g / i / m / s / u)

正規表現の動作を変える指定。gは全件マッチ、iは大文字小文字を無視、mは複数行モード、sは「.」を改行にもマッチ、uはUnicodeモード。

正規表現チェックで試す

キャプチャグループ

正規表現で丸括弧に囲まれた部分。マッチした部分文字列を取り出したり、置換時に$1のように参照したりできる。(?<name>...)で名前を付けられる。

正規表現チェックで試す

SQL

リレーショナルデータベースを操作する言語。SELECTで取得、INSERTで追加、UPDATEで更新、DELETEで削除する。文字列値はシングルクォートで囲む。

SQL文簡易作成で試す

UUID

128ビットの一意な識別子。550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000のように8-4-4-4-12桁の16進数で表す。v4は乱数、v7は時刻ベースで生成する。GUIDとも呼ばれる。

UUID生成で試す

エディタ・数式

Markdown

記号で見出しやリストを表す軽量マークアップ言語。「#」で見出し、「-」でリスト、「**」で強調を表す。READMEやドキュメントで広く使われる。

Markdownエディタで試す

TeX(LaTeX)数式

数式を記述するための記法。\frac{a}{b}で分数、x^2で上付き、\sum で総和を表す。Markdown内では$...$や$$...$$で囲んで埋め込むことが多い。

TeX数式入力補助で試す